リハニュース【REPORT 市民公開講座】
医工融合が生みだすハイテク・リハビリテーション/ALL HIROSHIMA SPORTS SUMMIT 2019
出江 紳一
1
,
森 隆行
1
,
木村 浩彰
2
1東北大学大学院医工学研究科リハビリテーション医工学分野
2広島大学病院リハビリテーション科
pp.251
発行日 2019年3月18日
Published Date 2019/3/18
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- 文献概要
本学会主催の市民公開講座が,2018年12月23日(日),東北大学医学部キャンパス内で「医工融合が生みだすハイテク・リハビリテーション」と題して開催されました.島田洋一先生(秋田大学大学院整形外科学講座教授)「先端的リハビリテーション治療機器の開発と臨床応用」,林部充宏先生(東北大学大学院工学研究科ロボティクス専攻教授)「人から学ぶニューロロボティクスによるリハビリテーション応用」のご講演では,医学と工学それぞれの領域からの先端的研究が紹介されました.さらに「末梢神経磁気刺激装置によるリハビリテーション治療経験」と題して,齊藤元太先生(山形市立病院済生館)からは脳卒中急性期,角田 浩先生(公立黒川病院)からは回復期の事例が紹介されました.休憩時間には,動作解析技術を用いた訓練システムと高頻度反復末梢神経磁気刺激装置のデモンストレーションが行われました.再生医療の時代にますます発展すると期待されるニューロリハビリテーションの研究と臨床の現状と展望について,多くの参加者と共有することができました.ご後援をいただきました宮城県,仙台市,宮城県医師会,仙台市医師会,宮城県歯科医師会,仙台市歯科医師会,宮城県理学療法士会,宮城県作業療法士会,宮城県言語聴覚士会,河北新報社,他各位に深謝いたします.
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