リハニュース【基幹研修施設インタビュー】
亀田総合病院 リハビリテーション科
宮越 浩一
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1亀田総合病院リハビリテーション科
pp.798-799
発行日 2018年9月18日
Published Date 2018/9/18
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- 文献概要
亀田総合病院は太平洋を望む千葉県鴨川市に昭和23(1948)年に設立され,電子カルテ,ISO9001の認証などを医療機関としていち早く導入.充実した設備と風光明媚な環境,そして何よりも質の高い医療を提供することで,日本全国から多数の患者さんが集まります.
宮越浩一部長の専門分野は,がん,脊髄損傷,関節リウマチ,脳卒中,小児のリハビリテーションで,急性期の高度医療を提供する「亀田総合病院」,回復期を担う「亀田リハビリテーション病院」,外来専門の「亀田クリニック」の3つの医療機関でのリハビリテーション医療を管理しています.「手術は年間1万件以上で34の診療科があるため,外傷や脳血管障害の後遺症だけでなく,さまざまな疾患の患者さんを急性期・回復期・生活期まで診療できるのが特色です.他科医師のリハビリテーション医療に対する理解は良好で,早期から,多くの患者さんの依頼を受けています」.取材にうかがった日の宮越先生のスケジュールは,午前中は総合病院内で神経内科回診,嚥下回診,午後はリハビリテーション病院回診,夕方から総合病院に戻り療法士向け勉強会の講師を務めるなど大忙しでしたが,「療法士教育に力を入れており,教育もマニュアル化しているため,能力のムラが少なく,安心して業務分担をすることができます.それがストレスのないコミュニケーションの秘訣です.ISO,JCIなどの外部審査を早くから導入し,医療品質の管理と継続的改善を続けてきたことも効を奏しています」と話されます.
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