連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第145回
亀田総合病院 K-Tower
奥田 覚
1
,
横山 慎
1
1株式会社大林組設計本部設計第四部
pp.176-181
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100495
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K-Tower とマスタープラン
2005年4月にオープンした亀田総合病院 K-Tower(以下,K タワー)は,千葉県鴨川市で最先端の医療を提供している亀田メディカルセンターの新しい病棟であり,全体マスタープランに基づいて建設されたものである.千葉県南房総の救急医療の核となる医療法人として1985年に全国初の第三次救命救急医療施設の指定を受けた救命救急センターを皮切りに,既存の施設を再整備するための全体マスタープランが策定された.看護専門学校の建設を含む全体再整備プロジェクトはパーキング棟(1992年),サービス棟(1994年),クリニック棟(1995年)と続き,今回の「メディカルリゾート」をイメージした斬新なデザインの新病棟(K タワー)の完成でマスタープラン第一段階は完結することになる.
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