病院めぐり
亀田総合病院腎センター
張 民浩
pp.1065-1066
発行日 1995年12月20日
Published Date 1995/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901657
- 有料閲覧
- 文献概要
皆さん,「鴨川市」をご存知でしょうか。東京から特急で2時間。関東で一番早く春が訪れるといわれる程気候温暖で,山海の幸に恵まれた自然豊かな房総半島の一角にある人口約3万の小地方都市です。最近ではサーフィンのメッカとしても有名で,1年中若いサーファー達で賑っています。
亀田総合病院はその鴨川市の中心に位置し,太平洋の大海原をまるで眼下に見おろすように忽然とそびえ立っています。当院のルーツは寛永の末から代々医業を営んできた亀田家にあります。亀田家は享保年間に現在地に移り,明治の末には西洋医学による近代的病院としての形態を整備,年々その規模を広げ今や病床数760床,診療科数24科,医師数160名を擁す大病院となり,房総半島の基幹病院として重責を果たしています。当院は患者さんの"Quality of Life"の充足を目標に国内外から有能なスタッフを集め,診療科の枠にとらわれない独特なチーム医療を展開しており,「日本のメイヨークリニック」を目指し高度で最新の医療を積極的に取り入れています。
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.