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特集 認知症とリハビリテーション医学
4 わが国の認知症施策とリハビリテーション科医の役割
Measures of Dementia in Japan and the Role of Rehabilitation Physician
北村 立
1
Tatsuru Kitamura
1
1石川県立高松病院精神科
キーワード:
新オレンジプラン
,
循環型
,
認知症
,
生活機能障害
,
DSM-5
Keyword:
新オレンジプラン
,
循環型
,
認知症
,
生活機能障害
,
DSM-5
pp.648-652
発行日 2018年8月17日
Published Date 2018/8/17
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 2015年1月に公表された「認知症施策推進総合戦略」(新オレンジプラン)の概要を説明し,認知症のリハビリテーション医療が「実際に生活する場面で,有する認知機能等の能力を最大限に活かしながら,ADLやIADLを自立し継続できるよう推進すること」と定義されていることを紹介した.また,2013年に改訂されたDSM-5(米国精神医学会の診断マニュアル)では認知症と軽度認知障害の鑑別点として日常生活における自立のレベルを挙げていることを示した.生活機能障害としての認知症が注目される中で,病院における認知症のリハビリテーションモデルの例を提示し,リハビリテーション科医の役割を論じた.
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