連載 古今東西 見逃せない研究論文・書籍・第4回
Intrafusal Effects of Botulinum Toxin Injections for Spasticity:Revisiting a Previous Paper—Phadke CP, et al:Neuroscience Letters 2013;541:20-23
大田 哲生
1
1旭川医科大学病院リハビリテーション科
pp.347
発行日 2018年4月18日
Published Date 2018/4/18
- 販売していません
- 文献概要
■ 意義
今や痙縮の治療方法として欠かせないものとなっているボツリヌス療法であるが,期待どおりの効果をもたらすこともあれば,効果が不十分と感じることもある.また,ときには過去と同様に同じ量を施注したにもかかわらず,効果が出すぎることもあり,使用方法に頭を悩ませたことがある方は少なくないだろう.本論文では錘内筋線維に対するボツリヌス療法の影響を検討しており,上記疑問解決の一助になると考える.
Copyright © 2018, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.