検査ファイル
Clostridium difficile toxin A
吉田 勝彦
1
,
中村 良子
1
1昭和大学藤が丘病院
pp.1031
発行日 1993年11月1日
Published Date 1993/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543901734
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はじめに
Clostridium difficileは,抗生剤性偽膜性大腸炎(バンコマイシン適応疾患)の起因菌として知られているが,近年は院内感染源としても問題となっている.多くの無症候性保菌者が存在するので,診断には毒素toxin Aの検出が必須である.ここでは現在,迅速簡便法として用いられているラテックス凝集法をはじめとしたtoxin Aの検出法について紹介する.
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