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特集 人工関節におけるリハビリテーション
6 人工足関節置換術とそのリハビリテーション
Rehabilitation for Total Ankle Arthroplasty
石田 由佳子
1
,
田中 康仁
2
Yukako Ishida
1
,
Yasuhito Tanaka
2
1奈良県立医科大学リハビリテーション科
2奈良県立医科大学整形外科
キーワード:
人工足関節置換術
,
変形性足関節症
,
リハビリテーション
,
歩行訓練
,
関節可動域訓練
Keyword:
人工足関節置換術
,
変形性足関節症
,
リハビリテーション
,
歩行訓練
,
関節可動域訓練
pp.205-208
発行日 2017年3月18日
Published Date 2017/3/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 末期の変形性足関節症や進行したリウマチ性足関節障害に対して,人工足関節置換術が行われる.術後の可動域制限と筋力低下を予防するため,手術前からリハビリテーション(以下,リハ)を開始する.術前のリハは足関節周辺の筋力増強訓練と関節可動域訓練を中心に行う.術後3週間は足関節中間位での短下肢ギプス固定が行われる.2週間は免荷し,その後部分荷重での歩行訓練を開始する.ギプス除去後,足関節の可動域訓練を開始し,4週で全荷重歩行を許可する.術後3カ月から軽度のスポーツ復帰を許可している.
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