- 文献概要
高次脳機能障害は「どこまで回復するのか」という切り口から,各分野で臨床経験の豊富な先生方に総説をお願いしました.右半球損傷例そして失語症(左半球損傷)例は,脳血管障害をあまり対象としないリハ医にもわかりやすい内容となっています.また,高次脳機能障害を専門としている先生にも,抗NMDA受容体脳炎,軽度外傷性脳損傷,小児の外傷性脳損傷や低酸素性脳症など,最近話題の疾患について明日からの診療に役立つ内容となっています.リハ医が今後,この分野をリードしていくことを願います(担当:先崎 章,企画:編集委員会).
Copyright © 2016, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.