リハニュース【REPORT】
日本脳神経外科学会第74回学術総会
安彦 かがり
1
1北海道大学リハビリテーション科
pp.104
発行日 2016年1月18日
Published Date 2016/1/18
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- 文献概要
2015年10月14日(水)〜16日(金),日本脳神経外科学会第74回学術総会(会長:寶金清博北海道大学大学院医学研究科脳神経外科教授)が札幌で開催されました.リハビリテーション科ではジストニアや痙縮のブロック治療をすることが多いので,「機能的疾患」のセッションにいってみました.バクロフェン髄注療法(ITB)について演題がありました.最近は,対麻痺に対してだけではなく,頸までチューブを入れることで上肢の運動にも効果的という話もありました.ランチョンセミナーは「脳外科医による認知症スピード診断のツールとコツを伝授します」にいきました.過去500例の認知症患者のデータから作成したスピード問診票を使った認知症鑑別診断が中心の内容で,立ち見がたくさん出るほど盛況でした.手術とは無関係な疾患ですが,認知症は脳外科でも注目の的のようです.
すてきなお弁当が出ました.イクラ(生),ルイベ(生鮭を冷凍したもの),カニ(ほぐし身),ウニ(ボイル)がのった海鮮丼です.ランチョンセミナーのお弁当としては初めて完食しました.
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