連載 ISPRM招致活動記録・第1回【新連載】
国際会議招致活動を記録する意義
道免 和久
1
1ISPRM実行委員会
pp.73-74
発行日 2016年1月18日
Published Date 2016/1/18
- 販売していません
- 文献概要
昨年6月にベルリンで開催されたISPRM2015におきまして,2019年開催のISPRM(International Society of Physical and Rehabilitation Medicine;国際リハビリテーション医学会)の招致に成功しました.筆者はISPRM招致委員会の副委員長として,才藤栄一委員長のもとで活動し,多くの方々のご助力によって逆転勝利をおさめることができました.しかし,その過程は決して平坦なものではなく,多大な労苦を伴うものでした.理由は,情報不足とノウハウ不足です.将来にわたって世界に発信する学会であり続けるためには,質の高い英語論文を量産し,国際会議で発表することも重要ですが,日本で国際会議を継続的に主催することも最重要課題の一つであると思います.そのためには,今回の招致活動の実際を記録に残し,継続的に国際的活動ができるようにノウハウとして蓄積することが肝要と考え,この連載を企画しました.
なお,公式の国際会議招致記録となりますと,なかなか細かなニュアンスも表現できませんので,あくまでも活動に参加した個人としての感想ということで受けとっていただければ幸いです.今回を含めて連載全体は表1のようになっています.
Copyright © 2016, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.