Japanese
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特集 歩行再建への挑戦
2 高強度・高密度リハビリテーションによる歩行再建
Gait Reconstruction with High-intensity and Highly-concentrated Rehabilitation
冨田 憲
1
,
園田 茂
1,2,3
,
谷野 元一
1,2
,
川上 健司
1
,
加藤 洋平
1
Ken Tomida
1
,
Shigeru Sonoda
1,2,3
,
Genichi Tanino
1,2
,
Kenji Kawakami
1
,
Youhei Kato
1
1藤田保健衛生大学七栗サナトリウム
2藤田保健衛生大学藤田記念七栗研究所
3藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学Ⅱ講座
キーワード:
歩行
,
回復期リハビリテーション
,
脳卒中
,
運動学習
,
訓練量
Keyword:
歩行
,
回復期リハビリテーション
,
脳卒中
,
運動学習
,
訓練量
pp.12-16
発行日 2016年1月18日
Published Date 2016/1/18
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 歩行再建では社会生活を見据えつつ,歩行の基盤となる機能レベルの底上げを図り,障害の残存を考慮して装具などを用いた新たな動作を学習することになる.その実践には運動学習の理論に基づいた高強度・高密度でのリハビリテーションが不可欠である.われわれが開発したFIT programには365日の訓練を可能とする仕組み,リハビリテーションの質を担保するためのコミュニケーションなどが内包されている.
訓練量の増加は片麻痺の改善,歩行能力の改善をもたらす.装具を用いた訓練難易度の最適化は大切である.さらに効率を高めるためにロボットやトレッドミル,安全懸架などの手段を用いたり,病棟での訓練を調整することも重要となる.
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