第48回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/千葉 《シンポジウム》脳卒中の最新治療-急性期から維持期まで-―座長/安保 雅博
経頭蓋磁気刺激と集中的リハビリテーションの併用療法
角田 亘
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1東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座
pp.367-372
発行日 2012年7月18日
Published Date 2012/7/18
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はじめに~反復性経頭蓋磁気刺激とは?
反復性経頭蓋磁気刺激(repetitive transcranial magnetic stimulation:rTMS)は,非侵襲的かつ無痛性に磁力によって大脳を連続的に刺激するものであり,新たなneuromodulation手法として注目されている.rTMSはその刺激頻度によって大脳皮質に与える影響が異なっており,5ヘルツ以上の高頻度rTMSが刺激部位の局所神経活動を亢進させるのに対して,1ヘルツ以下の低頻度rTMSは逆にこれを抑制するとされる1).
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