特集 withコロナを見据えた地域支援への模索part.1
障害者就労支援事業所の現場から
森口 誠
1
1一般社団法人暮らしランプ
pp.149-151
発行日 2020年7月15日
Published Date 2020/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201192
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
事業の紹介と特徴
暮らしランプでは,就労継続支援B型事業所として障害がある人が夜に働くことができる「お酒とおばんざい なかの邸」を運営しています(図)。この取り組みは日本財団の進める「障害があるひとの働き方の新しいモデルの構築,収入の増加を達成していくこと」を目的としたプロジェクトのひとつとして採択されました。2019年8月にオープンをし,12月には翌年の3月頃までご予約をいただけているような店舗へと着実に成長を重ねていました1)。
2月頃より,新型コロナウイルスの報道や感染拡大の傾向が見え,団体でのお客様のキャンセルから個人のお客様からのご予約のキャンセルも続きました。その中で,安全面を考慮し緊急事態宣言が発令される少し前から営業の自粛を始めることにしました。
Copyright © 2020, MIWA-SHOTEN Ltd., All rights reserved.