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鳥取県「障害者工賃伸び率全国1位」達成および全国普及について「障がい者の自立のために所得向上をめざす議員連盟」総会にて説明会開催
竹村 利道
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1公益財団法人日本財団 障害者就労支援プロジェクト「はたらくNIPPON!計画」推進チーム
pp.144
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201063
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日本財団と鳥取県が協働する「障害者工賃3倍増プロジェクト」が効果を現し始め,2017年度の全国工賃実績発表で伸び率が全国1位となった。一人あたりの工賃は1,200円程度であるが,総額では前年比1億円超の工賃増を示した。47都道府県中唯一の千円単位の上昇という成果に各自治体からも問い合わせが多く寄せられている。障害者の所得向上を目的として設置された「障がい者の自立のために所得向上をめざす議員連盟」(超党派衆参議員111名)の関心も非常に高く,今回の総会での報告に至った。当日は,出席議員12名,秘書による代理出席22名(資料のみ持ち帰り含む)の参加をいただいた。
まずは,本事業の概要を推進する鳥取県平井伸治知事より説明。その後を受けて日本財団尾形武寿理事長から,鳥取市と倉吉市に設置した共同作業場が特に功を奏したことが報告された。
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