連載 地域リハ人を育む大学・研究室・第1回【新連載】
金城大学医療健康学部
澤 俊二
1
1金城大学医療健康学部
pp.125-128
発行日 2019年5月15日
Published Date 2019/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201059
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先生の研究テーマを教えてください。
地域包括ケアにおける健康増進や地域リハの効果的なアプローチ方法など,保健・医療・介護・環境の改善をするための研究をしています。在宅・生活期におけるリハは効果を実証するのがとても難しいのですが,効果判定をプロセス評価・アウトプット評価・アウトカム評価に分類し,多角的にかつ客観的に捉えることで,見えてくるものがあるのではと考えています。具体的には,① 老人保健法に基づく脳卒中者の機能訓練事業実態調査研究(茨城県立医療大学)と,② 脳卒中者の退院後追跡調査の研究(茨城県立医療大学・藤田保健衛生大学〔現 藤田医科大学〕・金城大学),そして,③ 大田仁史先生(茨城県立健康プラザ 管理者)が提唱されている介護期・終末期リハビリテーション研究(藤田保健衛生大学・金城大学),④ 対面した時の笑顔の効果を光ポトグラフィを用いた研究(藤田保健衛生大学),⑤ 認知症予防,作業遂行時,安静時の脳波研究(金城大学)です。
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