連載 介護期から終をみすえたリハビリテーションの実践・第5回
介護・終末期リハビリテーションにおけるポジショニング—多職種協働で取り組むトータルなケアを目指して
二井 俊行
1,2
,
北出 貴則
3,4
,
大西 幸宏
5
1愛知県厚生連海南病院訪問リハビリテーション事業所
2姿勢・活動ケア研究会愛知支部
3医療法人誠佑記念病院診療技術部リハビリテーション室
4姿勢・活動ケア研究会
5訪問看護ステーションたべる
pp.867-870
発行日 2018年11月15日
Published Date 2018/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200998
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はじめに
介護・終末期リハビリテーションにおけるポジショニングは,個々の状態に合わせた姿勢や動作の管理が必要となります。褥瘡予防,摂食・嚥下,呼吸の管理は,それぞれ内容は異なりますが,姿勢管理や動作,環境という意味では共通点も多く,多職種が連携・協働することで対象者のADL・QOL維持・向上につながると思われます。本稿は,対象者の生活環境を視野に入れた介護・終末期リハビリテーションにおけるポジショニングに必要な視点と考え方を紹介します。
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