扉

　官民が一体となって国の成長戦略を議論する未来投資会議では「医療・介護分野におけるICT活用」をテーマに「AIやIoT等のICTを活用した診療支援や遠隔医療，見守り，ロボット等の技術革新を，医療・介護の枠組み（診療報酬・介護報酬）の中に，現場や国民がメリットを実感できる形で，十分なエビデンスの下に組み込む」ことが提言された。

　本特集では，国が支援する介護ロボット等の開発と活用について，実際に実用化され活用されている機器や人工知能（AI）など，自立支援・介護負担の軽減に資する福祉用具の必要性について解説するとともに，その未来像について考えてみたいと思います。