特集 在宅にいる子どもの摂食嚥下障害
家族の支援—家族会の活動
山内 京子
1
1つばめの会
pp.462-467
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200411
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「つばめの会」について
「つばめの会」(以下,当会)は摂食嚥下障害児の親の会である。障害・疾患の有無や診断名にかかわらず,飲食に課題のある乳幼児をもつ親を対象とし,孤立し悩む親の状況の改善を目指して活動している。
会の名前は,嚥下の「嚥」の字のつくりが燕(つばめ)であること,また飲み込むという意味の英単語がswallowであるところから命名した(図1)。田角 勝先生(昭和大学医学部小児科学講座 教授)と弘中祥司先生(昭和大学歯学部 教授〔当時は准教授〕)に顧問としてご参加いただき,2011年秋に数人の仲間で設立した。2016年5月現在で正会員の人数が126名に達している。
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