巻頭カラー 潤いのある日常—チェシャーホームでの暮らし・第5回
音楽教室
吉田 勇
,
社会福祉法人ひょうご障害福祉事業協会
Yoshida Isamu
pp.302-303
発行日 2015年5月15日
Published Date 2015/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200101
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チェシャーホーム「はりま自立の家」「はんしん自立の家」「しそう自立の家」にはいつも音楽があります。音楽教室として,音楽療法のセッションを行い,カンファレンスを重ねて,ボランティアの学生さんたちは数々の論文を書きました。日本で初めて音楽療法で博士号をとったのは,小原依子さんです。大学で教鞭をとりながら,研究・活動の原点は「はんしん自立の家」と,今もセッションと学生指導に当たっています。音楽療法スタッフの経験を経て,作業療法士・言語聴覚士の道へ進んでいった人もいます。
週1回の集団の音楽療法クラス「おじゃま虫バンド」,そこから派生した個別のクラスが2つ,ピアノや声楽の先生を中心にしたクラス「サウンドオブミュージック」は隔週。「おじゃま虫バンド」は1,150回を超え,23年の歴史になりました。一緒に歌い演奏することで,さまざまな効果をもたらしています。
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