特集 脊椎脊髄疾患に対する分類・評価法
特集にあたって
德橋 泰明
1
1日本大学研究所
pp.249
発行日 2020年4月25日
Published Date 2020/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5002201340
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今号の特集は,「脊椎脊髄疾患に対する分類・評価法」です.疾患の分類は疾患の病態を細分化,すなわち分別して治療法選択や治療指針の策定に利用し,良好な治療成績を獲得すること,さらに評価法はその結果を客観的に評価するという臨床医による臨床研究の原点です.
そのため,現在利用されている分類・評価法はいずれも多くの患者さんから学んだ先人たちの感性と情熱から生まれた臨床研究の結果でもあります.今回紹介する分類・評価法は,脊椎脊髄疾患において現在最も汎用されているものを選びました.そして,その領域の第一人者にご執筆をいただきました.中にはその分類・評価法の作成に直接携わった方もいますので,読んでいただくと作成の歴史的経緯や作成者の情熱が感じられるものと思います.
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