知っていると役立つ泌尿器病理・26
症例:60代・男性
菊地 淳
1
,
清水 道生
1
1埼玉医科大学国際医療センター・病理診断科
pp.383-386
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103573
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症例:60代・男性
5年前に表在性の膀胱癌に対し経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)が施行された。その後再発を繰り返し,生検およびTUR-BTが複数回施行された。今回も経過観察中に多発する再発病変を指摘され,その中で膀胱左側壁の2mm大の乳頭状病変から生検が行われた。図1~3はその代表的な組織像である。
1.鑑別診断を述べよ。
2.病理診断は何か。
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