増刊号 急性期における疾患別作業療法
増刊号の刊行にあたって
髙島 千敬
1
1広島都市学園大学
pp.767
発行日 2023年7月20日
Published Date 2023/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203449
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医学の進歩は目覚ましく,以前であれば救命が困難であった疾患でも,延命が可能となってきている.また,従来は安静が必要と考えられてきた病態であっても,早期からの離床や運動で廃用を予防でき,その後の活動の予後もよいというエビデンスが出てくる等,急性期からのリハビリテーション(以下,リハ)が注目されるようになってきている.
筆者が新人OTであった二十数年前より,脳卒中発症翌日からのベッドサイドでの作業療法が開始されていた.ただし,現在のように早期加算は算定できず,理学療法のみ加算が可能であった.
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