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特集 地域で役立つOTになるために—高齢者のヘルスプロモーション編
民間事業所が実施するヘルスプロモーション(実践)
Health promotion practice by a private enterprise
松尾 明美
1
Akemi Matsuo
1
1株式会社くまもと健康支援研究所
pp.221-225
発行日 2022年3月15日
Published Date 2022/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202898
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Key Questions
Q1:地域保健領域で,OTの専門性を活かせるか?
Q2:人材育成には何が必要か?
Q3:有事の際に何ができるか?
はじめに
私は,熊本大学医学部発の健康ベンチャー企業・くまもと健康支援研究所に所属している.弊社は熊本大学研究者との共同研究により,「科学的根拠に基づく健康支援」をテーマに,地域・職域における保健指導,介護予防の実践・研究・開発を通して住民のQOLの向上に寄与することを目的として,2006年(平成18年)に設立された.熊本を拠点に元気を引き出すサービスを創出し,社員一人ひとりが“健康づくり支援者”として,九州の健康寿命延伸にコミットしている.
従業員285名(非常勤含む)の中には,保健師,看護師,管理栄養士,健康運動指導士,PT等,医療・福祉関連の有資格者が多く在籍している.OTは13名在籍しており,全体の4.5%を占める.
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