Japanese
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症例報告
ロボット療法と課題練習によるピアノ演奏能力の改善
Improvement skills for playing the piano through robotic therapy and the task practice in hemiplegia
石垣 賢和
1,2
,
花田 恵介
3
,
伊達 翔太
4
,
竹林 崇
5
Masakazu Ishigaki
1,2
,
Keisuke Hanada
3
,
Shota Date
4
,
Takashi Takebayashi
5
1船橋市立リハビリテーション病院
2在宅総合ケアセンター元浅草
3阪和記念病院
4広島大学大学院
5大阪府立大学
キーワード:
短期効果
,
ロボット療法
,
課題練習
Keyword:
短期効果
,
ロボット療法
,
課題練習
pp.177-181
発行日 2022年2月15日
Published Date 2022/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202883
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Abstract:今回,ピアノを生きがいとしてきた回復期の左片麻痺者に対し,両手でのピアノ演奏を目標にReoGo®-Jを用いたロボット療法,手指への機能指向的アプローチ,task practiceといった3つのアプローチを複合的に組み合わせた作業療法介入を15日間実施した.結果,残存機能を最大限に活かしたピアノ演奏スキルが獲得され,両手でのピアノ演奏が可能となった.回復期リハ病棟では,ADLの改善に主眼が置かれがちであるが,退院後の生きがいの再獲得を視野に入れたかかわりも行う必要がある.
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