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特集 股関節疾患への作業療法
大腿骨近位部骨折の作業療法—急性期:心身のリスク管理を中心に
Occupational therapy for hip fracture
末永 健一
1
Kenichi Suenaga
1
1福岡新水巻病院
pp.1361-1366
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202766
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Key Questions
Q1:患者を評価する基礎とは?
Q2:上手なかかわり,声かけをするためには?
Q3:OTと他のセラピストとの違いとは?
急性期の作業療法とは
大腿骨近位部骨折に対する急性期での作業療法は,患者が受けた外傷や手術等のさまざまな侵襲,そして安静により生じる心身の機能低下に対し,早期より効果的かつ効率的にアプローチすることである.また,今後のリハに対する受け入れの基礎をつくり,機能改善に向けて,よりよいイメージと可能性をもたせることである.
本内容は,筆者が,急性期の現場での経験を再考察し,知識的側面と経験的側面をより実践的な視点でわかりやすい文章にしたものである.
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