提言
作業療法士に“成っていく”—作業療法士17年目の自分に問う,「仕事は楽しいかね?」
峯尾 舞
1
Mai Mineo
1
1北原国際病院
pp.630-631
発行日 2021年7月15日
Published Date 2021/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202558
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私は,作業療法士1年目のころも,17年目を迎えた現在も,楽しく仕事をしている.しかし,「17年目を迎えた私」には,1年目のときにわからなかった,作業療法士に“成っていく”という感覚がある.本稿では,1年目の私の心境を振り返りながら,作業療法士に“成っていく”という感覚と,その道のりで重要だったと思うことを述べる.
ここで,1冊の本をご紹介する.2001年に初版本が出版され,ビジネス書,自己啓発本として有名な『仕事は楽しいかね?』(デイル・ドーデン著,きこ書房,2018)1)である.私が作業療法士として働きはじめたころ,知人から紹介され読んだ本であり,作業療法士として17年目になった今,あらためて読んでみた.
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