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特集 住環境整備・住宅改修のポイント
動作能力別にみた住環境整備のポイント
Points for improving the living environment for each difference in movement ability
河添 竜志郎
1
Ryushiro Kawazoe
1
1株式会社くますま
pp.536-542
発行日 2021年6月15日
Published Date 2021/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202530
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Key Questions
Q1:住環境整備に必要な基本動作は?
Q2:住み慣れた住まいに住み続けるために必要なことは?
Q3:住環境整備の中で作業療法士が果たすべき役割は?
はじめに
何らかの障害のある人にとって,身体機能に適した住環境であることは重要である.適した住環境でないことは活動や参加に制限を受けるとともに,転倒等の危険も高まる.また,介助を必要とする人にとっては介助者の負担も増え,同じ場所での生活を継続することが難しくなってくる.普段,身体機能の維持や向上を図り,活動や参加を支援する私たちにとって大切なことは,評価に基づく最適な住環境整備の支援ができることである.ここでは,身体機能からみた生活の質を向上させる住環境整備のポイントについて解説する.
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