学会・研修会印象記
STROKE2019
渡部 喬之
1
1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院リハビリテーションセンター
pp.581
発行日 2019年6月15日
Published Date 2019/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201726
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平成最後の年となった2019年,第44回日本脳卒中学会学術集会,第35回スパズム・シンポジウム,第48回日本脳卒中の外科学術集会で構成された,“STROKE2019”が3月21日(木)〜23日(土)にパシフィコ横浜で開催された.参加者は7,000名を超え,どの会場も脳卒中医療に携わる者たちの熱気で溢れていた.
STROKEへの参加は今回で3回目となり,私にとって関心の高い学会である.口述発表は質疑応答の時間が2分間と短いが,その間は矢継ぎ早に質問され,活発な議論が行われる.初めて参加したときはそんな議論を目の当たりにし,発表直前に非常に緊張したことを覚えている.また,コ・メディカルの学会ではあたり前にある発表終了後の拍手がないが,一方で優秀な発表には賛辞や惜しみない拍手が送られる.本学会がただの発表会ではなく,脳卒中医療の発展のために存在していることをあらためて感じさせられた.
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