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特集 パラリンピックへのOTの貢献
社会参加の可能性を広げる作業療法—あつまれ! パラスポーツを支援する作業療法士
Promoting social participation by occupational therapy
本山 幸子
1,2
Yukiko Motoyama
1,2
1医療法人社団紀洋会岡本病院
2一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟
pp.1031-1036
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201442
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Key Questions
Q1:東京2020パラリンピックに向けた動きとは?
Q2:パラスポーツを支援できるOTになるために必要なことは?
Q3:自立支援の一手段として障がい者スポーツに取り組むには?
はじめに
太陽の家の故中村 裕先生が開催に尽力した1964年(昭和39年)の第1回東京パラリンピック1)から54年の間に障がい者スポーツは発展し,まさに「復権=リハビリテーション」いや,「共生=ノーマライゼーション」を成し遂げようとしている.筆者は日本身体障がい者水泳連盟(以下,当連盟)発足当時より障害者スポーツにかかわっており,このようなことが実現することに喜びを感じている.
本稿では,パラ水泳の舞台裏を紹介し,作業療法としての視点を感じ取ってもらえればと思う.
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