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実践講座 パラスポーツの魅力を伝えるには?・1【新連載】
パラスポーツの導入にあたって
How to inform the attraction of parasports ?: The introduction to parasports in community-based rehabilitation
緒方 徹
1
Toru Ogata
1
1東京大学医学部附属病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, The University of Tokyo Hospital
キーワード:
体力評価
,
栄養
,
生活期
Keyword:
体力評価
,
栄養
,
生活期
pp.279-282
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203069
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パラリンピックが東京で開催されることが2012年に決まって以降,2021年に大会が開催されるまで,さまざまなメディアを通じて障害者のスポーツについての情報が発信された.また,日本パラスポーツ協会などによる選手発掘事業や地方自治体による体験会が開催されることとなった.東京大会が終わり,国民のパラリンピックへの関心はピークを過ぎたと言われるが,それでも以前と比べると認知度は高まり,ある程度社会に定着したと考えられる.
障害者スポーツも現在は「パラスポーツ」との名称で呼ぶことが多い.パラスポーツという言葉の響きがパラリンピックに直結し,パラリンピックの採択競技(夏季22種目,冬季6種目)のみを指すと誤解されがちであるが,実際には聴覚障害や知的障害などすべての障害におけるスポーツを意味しており,本稿でもその意味で用いる.
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