昭和の暮らし・第14回
鉛筆
市橋 芳則
1
1北名古屋市歴史民俗資料館
pp.196
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001201202
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「もったいない」という言葉をよく耳にする.昔から使われてきた「もったいない」という言葉や考え方が,環境問題,エコへの取り組みと重なり,国際的な言葉にもなってきているようだ.
写真は,40〜50年ほど前の鉛筆である.一見何の変哲もないような普通の鉛筆であるが,長さは一番短いもので約2cmである.鉛筆単体では字を書くことすら難しいが,写真にもあるキャップをつけると,何とか手持ちできるサイズとなる.こうしたキャップのほかにも,短くなった鉛筆専用のホルダーも使われていた.
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