学会長にインタビュー
清水兼悦氏
pp.70-71
発行日 2017年1月15日
Published Date 2017/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200818
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—ご開催,おめでとうございます.参加人数は最終的にどのくらいになりそうですか?
4,500人を見込んでいたのですが,3,635名になりそうです.9月上旬は札幌に最も人が集まりホテルの確保が困難な時期で,さらに台風のさなかの開催となります.不安は的中して,つい先日の台風10号では主要幹線や路線が陥落する等の激甚災害に指定され,空路においても当日の参加を見送るには十分すぎる状況にありましたから,開催できただけでも安堵致しました.他にも,会員が働く施設での人件費抑制,365日リハを提供するための人員の確保,他の学会や研修会の充実等,学会規定の広報の不足等,参加人数が伸び悩んだ理由はいくつか考えられます.
また,これまでは地元県士会が学会の実行委員会を務めていたのですが,今年からは協会主導に変わりました.そのせいか,「地元の自分たちが!」という気持ちが発動しにくいことを感じました.今年は学会長の所属と開催地が同じですが,来年は長野(信州大学)の小林正義さんが東京開催,その次は広島(広島大学大学院)の宮口英樹さんが名古屋開催ですから,運営上の課題となる可能性があると思います.
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