学会・研修会印象記
リハビリテーション・ケア合同研究大会 長崎2014
池永 健太
1
,
三島 将太
2
1大分豊寿苑 訪問看護ステーション
2錦海リハビリテーション病院
pp.243
発行日 2015年3月15日
Published Date 2015/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200161
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2014年(平成26年)11月6日(木)〜8日の3日間,長崎市の長崎ブリックホールをメイン会場に「リハビリテーション・ケア合同研究大会 長崎2014」が開催されました.開会式は「鯱太鼓」で盛大に幕を上げ,これから始まる研究大会に華を添えていました.「がんばらんば〜安心して暮らせる地域づくりに向けて〜」を本研究大会のテーマに掲げ,大会長である長崎リハビリテーション病院院長の栗原正紀先生より「絆の場を大切に,多職種協同・協業の重要性」といったメッセージが参加者に伝えられていました.
会場となる長崎市は,多くの文化遺産が存在し,夜景観光コンベンション・ビューローが主催する「夜景サミット」において世界新三大夜景に認定されたこともあり,昼夜を問わず大変な賑わいでした.一方で,長崎市街地の7割は斜面地という坂のまちでもあり,斜面住宅地で暮らす高齢者や障害者には地理的な制約があると強く感じました.また長崎市は島も多く,そういった諸問題に対し,昔からさまざまな活動を行っていることで有名でした.それらの活動を「長崎地域リハ物語」という特別企画で紹介しており,大変興味深く聴かせていただきました.
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