連載 病院めぐり
旭中央病院
宇野 雅哉
pp.945
発行日 2001年8月10日
Published Date 2001/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904411
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総合病院国保旭中央病院は,千葉県東部,銚子市と八日市場市の間の旭市にあります.旭市という地名は,みなさんあまりお聞きになったことがないかも知れません.しかし,旭中央病院は27診療科を擁し,956病床を有し,1日平均外来患者数約3,600人という千葉県有数の総合病院であります.患者さんは,広く千葉県東部および茨城県南東部というおよそ人口100万人の地域からいらっしゃいます.また,救急医療としては1次から3次まですべての症例を受け入れており,救急患者数は年間約5万人です.
旭中央病院は,昭和28年に,地域住民の健康を自らの手で守り,国の皆保険制度実現に協力する目的で,旭ほか8か町村(現旭市,干潟町,海上町,飯岡町)により,約100病床規模の病院として開院しています.その後,15期の増改築工事を繰り返して現在の規模に至っています.こういった生い立ちであるため,基幹病院としての役割とともに,地域医療や救急医療に力を入れています.
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