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特集 理論と技術の活きる関係
作業療法の理論と技術の関係を考える―精神科領域
Personal reflections on a relationship of theories and skills in occupational therapy with a focus on psychiatric practices
冨岡 詔子
1
Noriko Tomioka
1
1信州大学
pp.1138-1142
発行日 2013年9月15日
Published Date 2013/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100269
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Key Questions
Q1:作業療法の実践に不可欠な技術とは?
Q2:“三た主義”とは?
Q3:治療構造論とは?
はじめに
編集者から提示されたタイトルは「理論と療法,相互が活きる関係」という,いささか理解に苦しむタイトルであった.思いを巡らせる過程で,この特集の企画の背景には,作業療法の理論(と教えられてきた内容)と現実の実践とがかけ離れている,自分がやっていることを筋道立てて説明できない,いろいろな理論はあるが実践に役に立たない等々の状況を整理して,今後へのヒントにしたいという意図があるのかもしれないと想像した.
今回は,私自身が特集のテーマに関してどのように感じてきたか,考えてきたか,どんな実践をしてきたかを中心に,散文的・回顧的に述べてみたい.本格的な論議は,作業療法理論を研究対象とするOTが,好きなように研究しその成果を発表すればよいと思っている.
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