特集 OTの臨床実践に役立つ理論と技術―概念から各種応用まで
第7章:さまざまな疾患に適用となるもの
1.アロマセラピー
加藤 和貴
1
1東京YMCA医療福祉専門学校
pp.800-808
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100198
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アロマセラピーとは
アロマセラピーとはギリシャ語のaroma(香辛料・香り)と英語のtherapy(療法)を合わせた言葉で「芳香療法」と訳される1).植物の花や果皮,樹脂等から水蒸気蒸留法や圧搾法によって抽出された精油を用いて治療を行う補完・代替医療(complementary and alternative medicine:CAM)の一つであり,西洋医学だけでは不十分な面をカバーする一助になる.しかしあくまで補助的な使用であり,その限界や注意点を理解しておく必要がある.
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