特集 OTの臨床実践に役立つ理論と技術―概念から各種応用まで
増刊号の刊行にあたって
高畑 進一
1
1大阪府立大学
pp.597
発行日 2013年6月20日
Published Date 2013/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001100161
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本書の目的は,多くの臨床家に作業療法と関連の深い理論・技術の概要を示すことである.つまり,本書が多くの理論・技術を俯瞰するための解説書となることを望んでいる.このため,筆者の方々には,各理論・技術の成立過程と変遷,適用範囲(対象とする疾患や障害)と限界,具体的方法とエビデンス,今後の展望等について解説いただいた.
リハや作業療法に携わる者が学ぶべき理論と,それに基づく技術は数多い.それらは,卒前の養成教育において学ぶ基礎的なものから卒後の教育で学ぶべき応用的,発展的なものまで,あるいは特定の疾患・分野や手段に特化したものから疾患を限定しない分野横断的なものまで,さらには作業療法の骨格を成すものから作業療法の新たな可能性を示すものまで,実に多彩である.
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