基本手技シリーズ・5
トロッカーの挿入部位—胸腔鏡下手術の場合
河野 匡
1
,
髙本 眞一
1
1東京大学医学部呼吸器外科
pp.394-397
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4425900226
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胸腔鏡下手術において,肺,縦隔,横隔膜,胸壁などの臓器にアプローチする場合,肋骨や胸腔の形状に規定される制限があるため,手術操作を容易なものにするためには,適切な位置にトロッカーを挿入することが必須である.トロッカーの位置が不適切であると手術操作の著しい制限が生じ,不十分な術野になってしまう.ここでは,典型的な病変部位とそれに応じたトロッカーの位置を解説する.
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