特集 透析診療のすべて
Part 2 透析管理の基本と原則
8.血液透析に必要なバスキュラーアクセス(VA)—自己血管内シャントを基本とした,その選択と管理
林野 翔
1
Sho RINNO
1
1東京医科大学病院 腎臓内科
pp.351-358
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103901137
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
血液透析のためのバスキュラーアクセス(VA)には,大きく分けて,自己血管内シャントarterio-venous fistula(AVF),人工血管内シャントarterio-venous graft(AVG)*1,動脈表在化,短期・長期留置の中心静脈カテーテル(CVC)の4種類がある。VAは,透析患者の予後と関連し,透析継続のための命綱でもあるため,適切な選択管理が必要になる。
本稿では,VAの種類と選択,管理方法について概説する。
Copyright © 2024, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.