特集 内分泌疾患2
Part 2 どこまでを専門家がみて,どこから総合内科医がみるのか?
6.甲状腺:①甲状腺結節
伊澤 正一郎
1
,
松本 和久
1
,
松澤 和彦
1,2
Shoichiro IZAWA
1
,
Kazuhisa MATSUMOTO
1
,
Kazuhiko MATSUZAWA
1,2
1鳥取大学医学部 循環器・内分泌代謝内科学分野
2鳥取大学医学部 薬理学・薬物療法学分野
pp.353-360
発行日 2021年12月22日
Published Date 2021/12/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900904
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key point
・甲状腺結節の指摘は,触診と比較し,エコーやCTなどの画像検査が契機となることが多い。
・穿刺吸引細胞診(FNAC)が必要と判断した症例は,専門医に紹介する。
・専門医から管理を引き継いだ場合,エコーによる6〜12か月ごとの経過観察を行う。悪性や濾胞性腫瘍の可能性を残す症例,腫瘍径が大きい症例(40mm超)やサイログロブリン高値の症例では特に注意を要する。
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