連載 知らなきゃ損!Hospitalistへの新薬講座・第1回【新連載】
新しい経口抗凝固薬—ダビガトラン,リバーロキサバン,アピキサバン,エドキサバン(心房細動編)
佐藤 暁幸
1
,
八重樫 牧人
1
1亀田総合病院 総合診療・感染症科
pp.120-124
発行日 2013年9月1日
Published Date 2013/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900466
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毎年数多くの新薬が認可されている。新規適応追加を含め,2011年度は130品目,2012年度は134品目認可されており,守備範囲が広いホスピタリストにとって新規薬剤をすべて把握するのは困難である。そのなかには,今までの治療を変える革命的な薬から,代替薬がすでに存在する薬まである。そこで,“ホスピタリストに是非知っておいてほしい!”,治療戦略を変える新薬を,ここ2〜3年で承認されたもののなかから毎号1〜2個紹介する。メーカーによるバイアスがかかった情報ではなく,関連するエビデンスを吟味したうえでの情報で,ホスピタリストの皆さんに治療の選択肢を増やしていただきたいと考える。是非お楽しみに!
今号と次号の2回に分けて,今とても「熱い」新規抗凝固薬を一気に紹介する。まずは心房細動患者の心原性脳塞栓予防について,次号では深部静脈血栓症・肺塞栓などについて述べる。
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