特集 外来における予防医療
6.癌検診編:③肺癌—NLSTの衝撃:低線量CT検査が主流へ
山城 信
1
,
本村 和久
2
,
小嶋 一
3
Shin YAMASHIRO
1
,
Kazuhisa MOTOMURA
2
,
Hajime KOJIMA
3
1沖縄県立中部病院 呼吸器内科
2沖縄県立中部病院 プライマリケア・総合内科
3手稲家庭医療クリニック
pp.357-359
発行日 2015年6月1日
Published Date 2015/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900249
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
■疫学
2012年のデータでは,肺癌は全世界で年間180万人が罹患し,160万人が死亡している1)。日本における肺癌の罹患数(2010年)は,全癌患者で男性2位,女性4位であるが,死亡数(2013年)でみると,男性1位,女性2位となる。癌死亡率(1年間に10万人当たりの死亡数)では,男性85.1人,女性32.1人である2)。
Copyright © 2015, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.