特集 循環器疾患1
9.急性心筋梗塞の入院治療—退院までにすべき患者教育と薬物療法
藏満 昭一
1
Shoichi KURAMITSU
1
1小倉記念病院 循環器内科
pp.733-743
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900231
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急性心筋梗塞(AMI)に対する再灌流療法の普及により,急性期の死亡率は1980年前後の20%程度から2000年代の6〜8%まで低下している1)が,長期予後改善のためには,生活習慣改善と薬物療法は必須である。本稿ではERや心臓カテーテル室から病棟に上がってきた患者に対して,退院までにすべき患者教育と薬物療法について,最新のトピックを交えてまとめる。
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