特集 Respiratory ECMO 2.0
⓮ —特別企画—エキスパート施設に聞く!respiratory ECMO管理の11の質問
大下 慎一郎
1
,
清水 敬樹
2
,
濱口 純
2
,
萩原 祥弘
3,4
,
文屋 尚史
5
,
岩永 航
6
,
櫻谷 正明
7
Shinichiro OHSHIMO
1
,
Keiki SHIMIZU
2
,
Jun HAMAGUCHI
2
,
Yoshihiro HAGIWARA
3,4
,
Naofumi BUNYA
5
,
Wataru IWANAGA
6
,
Masaaki SAKURAYA
7
1広島大学大学院 救急集中治療医学
2東京都立多摩総合医療センター ECMOセンター
3済生会宇都宮病院 救急・集中治療科
4栃木県救命救急センター
5札幌医科大学医学部 救急医学講座
6浦添総合病院 救命救急センター
7JA広島総合病院 救急・集中治療科
pp.456-471
発行日 2024年7月1日
Published Date 2024/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102201199
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はじめに
ECMO管理方法の根幹は,どの施設も共通している部分が多いであろうと思います。その具体的な方法を詳らかにすべく,本稿ではhigh volumeセンターだからこその熟練の管理方法や先進的な取り組みについての11の質問にお答えいただきました。また「困難症例での導入判断」「肺可逆性が不明の際の導入判断」や「離脱困難例での撤退判断」など意見の分かれる分野での,ご施設の方針・取り組みについても伺っています。各施設のevidenceとexperienceの両方に基づいた矜恃を知ることができると思います。
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