増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
周産期
症例:妊娠中期⓮
鷹野 真由実
1
,
上山 怜
1
,
中田 雅彦
1
1東邦大学医学部産科婦人科学講座
pp.105-110
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209015
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症例
患者 36歳,初産婦,自然妊娠.
既往歴・家族歴 特記すべきことなし.
現病歴 妊娠初期に一絨毛膜二羊膜双胎と診断され,定期的に外来管理されていた.妊娠20週4日の超音波検査所見を示す(図1,2).
A児 : 推定体重425g(+1.2SD).最大羊水深度(maximum vertical pocket : MVP)6.2cm(図1a).臍帯動脈および静脈管血流波形は順行性.膀胱は描出可能.胎児水腫を認めず.
B児 : 推定体重205g(−2.6SD).MVP 0.3cm(図1b).臍帯動脈血流波形を図2に示す.静脈管血流波形は順行性.膀胱は描出可能.胎児水腫を認めず.
Q これらより疑われる疾患・病態は何か?
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