特集 輸液・ボリューム管理
Part 1 総論
4.モデルケース:敗血症のボリューム評価と管理—私ならこうする
増山 智之
1
,
讃井 將満
2
Tomoyuki MASUYAMA
1
,
Masamitsu SANUI
2
1自治医科大学附属さいたま医療センター 救急科
2自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科・集中治療部
pp.327-328
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102200384
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患者のボリューム管理は,評価方法,着目する所見,優先する臓器によって最も意見が分かれる領域である。ここでは,日頃の臨床で意見が分かれるような敗血症の症例に対し,さまざまな指標,所見,根底の考え方に基づいて,①輸液を制限する,②積極的に輸液するの2つの立場から,その決定までの思考と対応法を述べていただいた。読者諸氏の臨床決断のヒントになれば幸いである。
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