第24回：米国精神科臨床留学

私は今，米国，テネシー州ナッシュビルにあるVanderbilt大学で精神科研修医として勤務しています。2015年7月からは，University of California，San Francisco（UCSF）の児童思春期精神科フェローシップに進むことになっています。今回は，私の留学先の大学で臨床研究コースを学ばれていた井上茂亮先生（東海大学医学部外科学系救命救急医学准教授）のご厚意で，私自身の専門とはほぼ正反対にある集中治療の雑誌に投稿する機会をいただきました。本稿では，米国での精神科臨床，精神科の役割などレジデントの立場から報告します。