連載 やなさん。NY留学記・24
米国での研究留学の締めくくりはロサンゼルスで!
柳田 絵美衣
pp.61
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540010061
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ウィーンの学会(前回参照)から3週間しか経過していないが,ロサンゼルスにGO.時差ボケに時差ボケを重ねていく柳田.今回は「NSH Histotechnology Convention」という病理検査技術の学会で発表をするためだ.軽い気持ちで演題を出しまくった結果,1時間のworkshopと15分間のExpress Talkの両方が採用された.「英語で1時間…?!」と悩んでいると,「Workshopは私が話す!」とボスからの申し出があり,柳田は15分間のExpress Talkを担当することとなった.
演題は「デジタル病理画像の精度管理法」.デジタル病理画像は,使用するスキャナーの種類によって画像の色ズレや日々の染色性のズレが,診断や解析に影響を与えるため,それらの色味をプログラミングで補正するという内容だ.
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