徹底分析シリーズ 声門上器具さいこう
わたしの声門上器具使用法—安全性とスピードの両立
金 史信
1
Fuminobu KIN
1
1済生会兵庫県病院 麻酔科
pp.1184-1186
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202399
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声門上器具の手技に関するこだわり
声門上器具の留置に関する手技のこだわりなど,一切ない。
その理由は声門上器具の留置方法に関して個人が開発した変法が患者の予後を改善しないためである。声門上器具は10種類以上の異なる特徴をもったものが開発されており,いずれも完成度は高く,各器具の留置方法は発売の時点で確立されている。既製品で新たな留置方法を模索してもオリジナルを超えることはできないので,変法の開発に時間を割くよりは新しい声門上器具を開発すべきである。声門上器具の使い方は取り扱い説明書や添付文書に記載されているのでそれを習得すればよい。
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